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男子高出身の慶應大学生活

中高6年間男子校だった男の慶應大学での大学生活と、将棋、サッカー、マンガなどの趣味の話。興味を持ったことを調べてまとめたりもしてます。

ティラノサウルスVSスピノサウルス ほんとに強いのはどっち?!

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ティラノサウルスVSスピノサウルス ほんとに強いのはどっち?!

こんにちは('◇')ゞりょーへいです(^◇^)

先日、このブログでも書きましたが、映画『ジュラッシクパーク』をⅠ~Ⅲまで全部見ました。

そこで、昨日寝るときに思ったのですが、
本当は、ティラノサウルスとスピノサウルスってどっちが強いんだ、、、、


『ジュラシックパーク』では、
Ⅰ、Ⅱでは、皆さんも知っているであろう、大型肉食恐竜の代表格「ティラノサウルス」が猛威を振るい、主人公、視聴者共々恐怖に陥れましたが、
Ⅲでは、その「ティラノサウルス」を新たに出てきた大型肉食恐竜「スピノサウルス」が直接対決で叩き潰しました。このシーンは迫力が凄まじかったです。



しかし、このシーンは、新たなる恐怖の登場により、映画のマンネリ化を防ぐ意味合いもあったように思えました。
本当に戦ったらティラノサウルスが勝つのでは?と思ってしまいます。
(だってスピノサウルスって名前聞いたことあるぐらいだし、、、、、)

そこでこの2頭について調べてみたいと思います。

この、幼稚園児のころによく読んでいた図鑑がまだあってよかったぁ笑


【ティラノサウルス】≪暴君トカゲ≫

・科名 ティラノサウルス科
・全長 5~13m
・体重 5t
・時代 白亜紀後期
・生息地 カナダ、アメリカ

【スピノサウルス】≪とげを持つトカゲ≫



・科名 スピノサウルス科
・全長 15~17m
・体重 7t
・時代 白亜紀半ば
・生息地 エジプト、モロッコ


[どうやって比べるのか、、、、、]

それぞれのプロフィールを見たらわかるように、スピノサウルスの方がティラノサウルスよりも、約3000万~3300万年ほど早く誕生しています。
そのため、実際には映画のように両者が戦うということはなかったようです。
そこで、私が思う、勝つための5つの条件を両者で比べてどちらがより多くの条件を満たしているかで、優劣をつけたいと思います。


《大きさ》
戦いにおいて、まず重要なのは大きさです。
やはり、デカい方が、喧嘩においても、スポーツにおいても有利だと思います。
これは、データよりはっきりしており

ティラノサウルス 全長15m(最大級)
スピノサウルス  全長17m(最大級)
ちなみに、大きさを想像しやすいように例を挙げると、お台場のガンダムが、高さ18mです。



と、チェホンマン1人分も差があるので、
これはスピノサウルスに軍配です。


《一日の食事量》
一日の食事量は、食欲に比例し、食欲があるほどより多くの狩りをするだろうし、食うというのは、それだけのエネルギーを持っていることの証明にもなります。
漫画「MAJOR」22巻で、海道高校の野球部スカウトも


と言っています。

これについては、ネットで様々な計算に基づいた仮説を調べた、その中で最も多かった意見を採用しました。
ティラノサウルス、スピノサウルスともに、一日300㎏(牛1頭分)くらい食べるということで、この条件は引き分けです。


《素早さ》
戦いにおいて相手より速いというのは、先手をとれるということで相当有利です。
しかし、いくら調べてみてもティラノサウルスの速さについての研究結果は書いてあったのですが、スピノサウルスの速さについての研究結果は書いてありませんでした。
ということで、この条件は無効試合とします。
ちなみに、英北西部にあるマンチェスター大学の研究チームによると、ティラノサウルスが走る際の最高時速は28.8キロメートルだそうです。(化石から推測される骨格と筋肉組織、最適歩行、最適姿勢に基づき計算したそうです。)
つまり、100mを12.5秒以上で走れば食われないわけです。



《環境への対応》
やはり、喧嘩にしても、スポーツにしても、どんな場所であっても自分の力を発揮できることは重要だと思います。
喧嘩するときも、俺は屋上でやるんのが得意だから屋上でやろうとは言えないだろうし、スポーツにしても毎試合ホームでやろうとは言えないわけですから。
これは、水中を狩りの主戦場としながらも、「ジュラシックパークⅢ」でも見せたように、陸での狩りも行える、まさに水陸両用恐竜であるスピノサウルスに軍配が上がります。


この時点でスピノサウルスの勝ちが決まってしまいましたが、最後の条件も比べってみたいと思います。


《噛む力》
人間の武器が手であり、ゾウの武器が鼻であり、キリンの武器が首であるように、恐竜の武器は顎です。ということで、やはり最後は、武器の力つまり、噛む力を比べたいと思います。

英リバプール大のカール・ベイツ氏率いる古生物学者チームの実験結果によると、
ティラノサウルスが噛む時に1本の歯にかかる力は6tだそうです。
これは、アメリカアリゲーターの噛む力の10倍で、ゾウ1頭分の体重に相当します。
ちなみに、人間は1本の歯に70~100㎏の力しか加わりません。
(3Dコンピューターシミュレーションでティラノサウルスの頭蓋骨を再現し、あごを動かして筋肉の力を測定したそうです)

対して、スピノサウルスは、主食が魚だったため、細長い口をしていました。そのため、魚食には向いていますが、(戦いのために)かみつく行為には向いていません。

この条件は、圧倒的にティラノサウルスに軍配です。




[結果]
この勝負は2勝1敗1分け1無効により、スピノサウルスの勝ちです。


最後の噛む力で圧倒的にティラノサウルスが勝ったので、この勝利には少し疑問が残りますが、、
よく考えてみると、熊のようにスピノサウルスが、ティラノサウルスを水中に引きずり込めば確実に、スピノサウルスが勝ちそうなのでこの結果は妥当だと思います(^^)v
やはり、「ジュラシックパーク」は間違ってなかったということですね。
余計な勘繰りをしてしまってすみませんでした(._.)

[プロの意見]
シカゴ大学の古生物学者ニザール・イブラヒム博士は、スピノサウルスについて「このような恐竜は、初めて見ました。この恐竜を研究することは、まるでエイリアンを研究するようなものです」と語り、獰猛な巨大半水生動物であるスピノサウルスが生息していた地域について「地球の歴史上、最も危険な場所」と発言しています。

ミラノ自然史博物館クリスティアーノ・ダル・サッソ博士は、「ティラノサウルスの方が、あごの力、かむ力が強いからです。スピノサウルスの細長い口は魚食には適していますが、(戦いのために)かみつく行為には向いていません。戦ったとしたら、負けてしまうでしょう」と、両者が戦ったらティラノサウルスが勝つと発言しています。

このように、専門家の方々の意見も割れています。
今後も「ジュラシックパーク」のように恐竜が生き返らない限り、この論争が終わることはないでしょう。
しかし、こういうことを考えるのはやはり楽しいです(^-^)

ではでは(^o^)丿








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