結果は、137手までで先手の羽生善治王位が勝利し、このシリーズの勝敗を1勝2敗としました。

このシリーズここまでの2戦菅井竜也七段に完敗しており、羽生王位はもう衰えたのではないか、、、などと言われていましたが、この対局は下の盤面から、持ち駒を一枚も余らせずに鮮やかに詰めきりました。

▲９三銀打  △８一玉  ▲８二銀成  △同玉  ▲９三歩成  △７一玉  ▲８二と  △同玉  ▲７三金打  △8一玉 ▲８二歩打  △９一玉  ▲９二歩打  △同玉  ▲８三成銀  △９一玉  ▲８一歩成  △同玉  ▲８二金  
までの詰みだそうです。

本対局は、

この盤面で、菅井七段が投了しました。


仕掛けのタイミング、中盤のねじりあいも見事で、羽生善治三冠復活と言っても良いのではないでしょうか

これでこのシリーズ、羽生王位の防衛か、はたまた菅井新王位の誕生かますます目の離せない展開になりそうです。

次回の王位戦七番勝負第4戦は、8月22、23日に兵庫県淡路市の『ウェスティンホテル淡路』で行われます。
ではでは(・Д・)ノ