こんにちは('◇')ゞりょーへいです(^◇^)
7月2日に、竜王戦の挑戦者を決める竜王戦決勝トーナメント2回戦で、公式戦連勝記録歴代単独1位の29連勝を達成した藤井聡太四段と佐々木勇気五段が、対局しました。
竜王戦の仕組み、藤井四段の29連勝の軌跡については、以前記事に書きましたので、そちらをご覧ください。
最高峰タイトル"竜王戦"の仕組み~藤井聡太四段の竜王までの道のり~
最多連勝記録29連勝達成!!藤井聡太四段のプロ成績と今後の展望
結果は、101手までで先手の佐々木勇気五段が勝利しました。
これにより、藤井四段はデビュー以来公式戦初黒星を喫し、公式戦連勝記録は「29」でストップしました。
また、この結果より竜王戦から姿を消すこととなり、今年中のタイトル獲得の可能性はなくなりました。
連勝記録がストップしたことに関して藤井四段は、
「デビュー直後からこれだけ注目していただいて、こうして将棋に注目が集まっているというのは、自分としてはうれしいことだと思っていました。連勝記録はいつか途切れてしまうものなので、その点に関してはしかたないと思っています」
今後の抱負については、
「途中苦しかった将棋もかなりあり、ここまで連勝できたのは自分の実力では出来すぎだと思いますので、これから気持ちを入れ替えて指していきたいと思います。自分の読みの甘さを痛感させられたので、弱点をなくせるように頑張りたいと考えています」
と語ったそうです。
まずは、藤井聡太四段、大連勝記録はストップしてしまいましたが、誰も予想していなかったであろう新記録「29」まで連勝を伸ばした姿は、私を含めた将棋ファンに楽しい夢のような時間を与えてくれました。本当にありがとうございます(^_^)
藤井四段のコメントにもあるように、藤井四段の連勝記録のおかげで、長い間ニュース番組のトップニュースで将棋の話題が挙げられたり、将棋の特番が放送されたり、将棋教室への子供の入会数の増加など、『将棋』というコンテンツが高い注目を浴びるようになりました。
三浦九段の疑惑事件や、電王戦における現名人の大敗など暗いニュースが多かった棋界にとって、若き天才藤井聡太四段の出現というのは、明るいニュースでした。
しかし、棋界の人気復興が自分にかかっているという重圧は、本人のコメントからは感じられませんが、藤井四段にとって相当な重荷になっていたのではないかと思います。
羽生善治三冠が、七冠でなくなった当時のことを思い出して、「あの時は七冠でなくなったおかげで気が楽になりました。」と仰っていました。
藤井聡太四段は、デビュー以来負けなしの最多連勝記録という大記録の更新が途切れたことにより、重荷が減り、更に恐ろしい強さを発揮するのではないかと思います。(弱冠14歳の少年が重圧い打ち勝ち続け、勝ち続けたわけですから)
そんな、藤井聡太四段の次戦は、7月6日、名人戦順位戦第2回戦で中田功七段との対局です。

こちらが、中田功七段
連勝記録がストップし、また新たなスタートの一歩目です。応援しています。
ではでは(^o^)丿