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男子高出身の慶應大学生活

中高6年間男子校だった男の慶應大学での大学生活と、将棋、サッカー、マンガなどの趣味の話。興味を持ったことを調べてまとめたりもしてます。

今期からタイトル戦に!!藤井聡太4段も出場する叡王戦とは?!

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今期からタイトル戦に!!藤井聡太4段も出場する叡王戦とは?!

こんにちは('◇')ゞりょーへいです(^◇^)

今日は今期から、タイトル戦に昇格した叡王戦について紹介したいと思います。



そもそもタイトル戦とは、全プロ棋士目指す舞台であり、一つでも取れれば一流棋士の仲間入りと言われているものです。
これまでは、七大タイトルと称された、名人戦、竜王戦、王将戦、王位戦、棋聖戦、棋王戦、王座戦が1年間を通して行われていました。そして、このたびこの七大タイトルに叡王戦が加わり、8大タイトルとなったわけです。


叡王戦発足以前は、プロ棋士VSコンピューター将棋ソフトウェアの棋戦である「将棋電王戦」が開催されていましたが、2015年の電王戦FINALをもって団体戦としての電王戦は一つの区切りとされました。
そこで、次は、プロ棋士VSコンピューター将棋ソフトウェアの個人戦を行おうということになり、その際、プロ棋士の代表を決める棋戦として発足したのが「叡王戦」です。


『第一期叡王戦』
羽生善治名人、渡辺明棋王ら5名を除き、ほとんどの棋士が参加した第1期叡王戦は、山崎隆之八段と郷田真隆王将が勝ち上がり、決勝三番勝負に進出しました。そして、初代叡王を決める決勝三番勝負において、2連勝し、山崎隆之八段が初代叡王となりました。




『第二期叡王戦』
第1期への出場を見送った羽生善治三冠が第2期で初参加し、注目されました。電王トーナメント優勝ソフトのPonanza開発者である山本一成さんは羽生三冠との対局を長年待ち望んでいましたが、羽生三冠は、準決勝で佐藤天彦名人に敗れてしまいました。一方佐藤名人はそのまま勝ちあがって優勝し、二代目叡王となりました。
電王戦で将棋ソフトと現役タイトルホルダー、特にプロの頂点とされる名人が初めての対局を行うこととなり、大いに世間から注目を浴びました。





そして、電王戦が終了したことにより、叡王戦は棋士代表決定戦としての役割を終え、第3期からタイトル戦として生まれ変わることとなりました。
タイトルが増えるのは、1983年に王座戦がタイトル戦に加わって以来34年ぶりだそうです。共同通信社がスポンサーである棋王戦を除く、すべてのスポンサーが新聞社だった7大タイトルの中に、ドワンゴがスポンサーを務める叡王戦が加わったことに時代の変化を感じられます。



『新タイトル叡王戦の仕組み』
全現役プロ棋士に加え、主催者の推薦により決定する女流棋士1名およびアマチュア1名が出場します。段位別予選と本戦を勝ち抜いた2名が決勝七番勝負を行い、先に4勝した棋士が「叡王」の称号を獲得します。(第4期以降は本戦優勝者が叡王への挑戦権を獲得)

段位別予選を見てみると、当たり前ながら高段位に実力者が多くいるため、高段位の予選は本選に出場できる人数が多くなっています。

九段戦 出場者数:26人 本戦出場人数:5人 
八段戦 出場者数:26人 本戦出場人数:3人
七段戦 出場者数:33人 本戦出場人数:2人
六段戦 出場者数:33人 本戦出場人数:2人
五段戦 出場者数:24人 本戦出場人数:2人
四段戦 出場者数:19人 本戦出場人数:1人


こうやって見てみると、六段戦、七段戦、八段戦、九段戦がきついように思います。

六段戦、七段戦には、今勢いのある若手が多く、またベテラン勢も実力者ぞろいであるのに、出場者数に対する本戦出場人数が少なすぎます。

八段戦、九段戦は出場者数に比べて、本戦出場人数が多いため楽に見えるかもしれませんが、羽生三冠、渡辺二冠を筆頭に、タイトル経験者や、タイトル戦挑戦者がが多くいるため、容易に勝ち抜くことはできないと思います。

藤井聡太四段が出場している四段戦は、本戦出場の椅子が一つしかありませんが、藤井四段の実力なら本戦出場を決めてくれると思います。
四段戦は、他の段位戦よりも一足早く始まっており、藤井四段は、準決勝進出を決めています。

叡王戦の模様については、また本戦出場棋士が出揃ったら書きたいと考えています。

藤井四段をきっかけに将棋に興味を持ったかたも、暇があればnicocoで放送しているので見てみてください。きっともっと将棋に興味が沸くと思います。


ではでは(^o^)丿

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