こんにちはりょーへいです。
私が大好きな将棋が今社会で注目されています。理由は、、、若干14歳の天才藤井聡太君。
彼は本当に立派。将棋の強さはもちろんのこと、発言、考え方が大人すぎる。
私が14歳の時なんて、鼻くそほじりながら今日の飯何かなぁーって一日中考えてました笑
そんな彼が本戦トーナメント進出を決めたのが竜王戦。ニュースでも話題になってますね。
しかし、最近将棋に興味を持ってくださった人の中には竜王戦ってなんだ?と思っている人も多いと思うので、今回は竜王戦について説明したいと思います。
竜王戦とは、読売新聞主催の将棋の棋戦で、全8タイトル戦(竜王戦・名人戦・叡王戦・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦)の中で、名人戦と並んで最高峰のタイトルとされており、優勝賞金はなんと将棋界最高の4320万円Σ(゚д゚lll)
全ての現役棋士、女流棋士4人、奨励会員1人、アマチュア5人が出場。
予選はランキングに応じ1~6組(1〜3組16人、4.5組32人、6組61人の計173人)に分けられ、トーナメント戦が行われます。
勝ち抜き人数は1組から順に優遇され、本戦トーナメントに出場できるのは1組上位5人、2組上位2人、3、4、5、6各組優勝者1人の、計11人。
藤井くんは予選6組を初戦から勝ち抜いて本戦出場を決めました。
この精鋭11人のトーナメント(決勝は3番勝負)を勝ち抜いた棋士1名が、渡辺明竜王への挑戦権を得ることになります。
そして、渡辺明二冠(竜王、棋王)との七番勝負にて、先に4勝できれば晴れて竜王となることができます。
さて、では藤井くんは竜王になれるのか?これが皆さんの気になるところでしょう。
今回の本戦トーナメントは上の表のようになりました。(手作りのため汚くてすみません)
藤井君が竜王になるまでの道のりは極めて困難です。
初戦は昨年の新人王戦優勝の増田康宏四段。増田四段は「藤井聡太の炎の7番勝負」で負けたこともあり、リベンジに燃えていると予想されます。
2回戦は藤井、加藤、谷川、羽生、渡辺に次ぐ6番目の年少記録である16歳1ヶ月でのプロデビューを果たした佐々木勇気五段。
3回戦は、元A級棋士、電王に勝った初のプロ棋士阿久津主税八段。
そして、4回戦には8大タイトルの一つを保持している久保利明王将。
準決勝では、1組ランキング戦決勝にて、羽生三冠を破った松尾歩八段。
決勝では、絶対王者である羽生善治三冠(王位、王座、棋聖)をはじめ、今期の名人戦挑戦者の稲葉陽八段、将棋連盟会長にして2016年nhk杯優勝の佐藤康光nhk杯権者、前nhk杯権者の村山慈明七段、過去に名人、棋王を獲得している丸山忠久九段と実力者がひしめく右ブロックを勝ち抜いた棋士と対戦することとなります。
このように渡辺明二冠への挑戦権を獲得するまでも困難な道のり。
さらに挑戦権を得ても、竜王戦において、獲得期数11期(歴代1位)、連覇9期(歴代1位)という圧倒的成績で永世竜王の資格を持つ渡辺明竜王を破らなければなりません。
こちらが渡辺明二冠
これは普通に考えれば藤井くんに竜王は無理だろ、、、と思ってしまいます。
しかし、藤井君は加藤一二三九段の最年少プロデビューを62年ぶりに破ったり、デビューから19連勝と普通じゃない。私は藤井聡太四段なら十分に竜王獲得の可能性があると考えています。
藤井君のますますの活躍で一人でも多くの人が将棋に興味を持ってくれればいいなぁと思います。
ではでは( ͡° ͜ʖ ͡°)