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男子高出身の慶應大学生活

中高6年間男子校だった男の慶應大学での大学生活と、将棋、サッカー、マンガなどの趣味の話。興味を持ったことを調べてまとめたりもしてます。

将棋界で最も格式と歴史のあるタイトル 名人とは?

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将棋界で最も格式と歴史のあるタイトル 名人とは?


こんにちは('◇')ゞりょーへいです(^◇^)

今日は、名人について、その歴史や記録などを説明したいと思います。

そもそも名人とは、、、
名人の最初は織田信長が任命した一世本因坊本因坊算砂(日海)と言われています。

そして、時代によって変化していって、現在の名人の仕組みとなりました。

1.江戸時代の将棋指しの家元の第一人者が名乗った称号。

一世名人:大橋宗桂 (最初の世襲制名人)

2.明治・大正・昭和前期においては、棋界の年功ある実力者が推挙されて名乗った名誉称号(十二世〜十三世)でした。しかし、十三世名人関根金次郎が実力制名人戦を提案し、名人位を返上。これにより世襲制名人制から、現在の実力制名人制へ移行しました。

一三世名人:関根金次郎 (最後の世襲制名人)

3.現在の実力制名人戦は、タイトル戦の1つとなっています。名人は、名人戦の勝者の棋士に与えられる称号であり、次期名人戦終了まで名乗ることができます。
後で順位戦の仕組みについて説明しますが、名人戦で戦うには順位戦でA級まで昇級しなければいけないため、名人になるには棋士になってから最短でも5年かかります。

実力制第一代名人:木村義雄(最初の実力制名人)


【実力制名人】
・実力制第一代名人 木村義雄
・実力制第二代名人 塚田正夫(称号としての実力制第二代名人)
・実力制第三代名人 大山康晴
・実力制第四代名人 升田幸三(称号としての実力制第四代名人)
・実力制第五代名人 中原誠
・実力制第六代名人 加藤一二三
・実力制第七代名人 谷川浩司
・実力制第八代名人 米長邦雄
・実力制第九代名人 羽生善治
・実力制第十代名人 佐藤康光
・実力制第十一代名人 丸山忠久
・実力制第十二代名人 森内俊之
・実力制第十三代名人 佐藤天彦

また、現在の実力制名人戦では、通算5回名人戦の勝者になった棋士に「永世名人」の資格が与えられ、原則引退後に襲位をできます。代数は、世襲制の数字を引き継ぎ、十四世からとなっています。
【永世名人】
・十四世名人 木村義雄:昭和27年(1952年)の引退後に襲位


・十五世名人大山康晴:昭和51年(1976年)に現役のまま襲位


・ 十六世名人中原誠:平成19年(2007年)に現役のまま襲位


・十七世名人谷川浩司(引退後に襲位予定)


・十八世名人 森内俊之(引退後に襲位予定)


・十九世名人 羽生善治(引退後に襲位予定)

                       
※大山康晴は名人位通算18期および13連覇など、中原誠は名人位通算15期などの偉業を讃え、特例として現役のまま襲位することを許されました。 


「名人」というタイトルは、その年のA級順位戦で優勝した棋士を挑戦者として、名人と挑戦者で行われる名人戦七番勝負の勝者に与えられます。


【名人戦七番勝負】
全国各地の旅館や料亭、あるいは文化的施設など格調高い場所で行われることが通例となっています。
持ち時間は各9時間(将棋界で最長)で、2日制で実施されます。

【賞金】(1991年のもの)
・対局料   名人は1,050万円、挑戦者は450万円。
・賞金    勝者(名人)は1,200万円、敗者は300万円。
・名人手当   月に約100万円(名人は順位戦の対局なく、対局料が発生しないため)  

【記録】
・最年少名人 谷川浩司 21歳
・最年長名人 米長邦雄 49歳
・最長連覇   大山康晴 13連覇
・最多獲得期数  大山康晴 18期
・最年少挑戦  加藤一二三 20歳
・最年長挑戦  大山康晴 63歳


はたして、藤井聡太四段は最年少名人記録を更新するのか注目していきたいと思います。
ではでは(^o^)丿

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